チェックしておきたい洗面化粧台周り要素!
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新居がどのような状態となっているかを確認しておくことが大切。
新築住宅を購入したときに本来は、住宅環境・住居内の仕様・納まりなどがどのようになっているかを理解しておいたほうが良いものです。その状況に応じて、生活行動上心がけておかなければいけない要素などが異なってくるからなんですね。
とはいえ、実際には購入時点や内覧会時になかなか隅々まで状況確認することは難しいものです。ですから、新生活を始めてから半年間くらいは、自分の家がどのようなっているのかを確認しておく・・そんな意識は必要だと思っています。
建売戸建住宅では、未対応であることが多い洗面化粧台と壁との隙間。
ここで取り上げておきたいのが「洗面化粧台まわり」の状況です。新築マンションと建売戸建住宅で傾向が変わるのですが、「洗面化粧台と壁との間に隙間があるかどうか」は、ぜひ確認しておきたいものです。
新築マンションの場合には、コーキング剤によって隙間が埋められている物件が多いのですが、建売戸建住宅の場合には、隙間のある状態で販売されているのがほとんどです。
それは、住宅購入後に洗面化粧台を買い替える(もっと良いものに)方もいることから、移動が出来る状態としておくという意味があります。
もうひとつは建売住宅の場合、すぐに売れるとは限らないため、コーキングを施していると汚れが目立つようになることがあるため、印象が悪くなるのを防ぐ・・そんな思惑があるのです。
ゆえに、コーキングは施さずに壁との隙間がある状態となっていることが多いんですね。
洗面化粧台と壁との隙間は埋めておきましょう!
洗面化粧台周りには、丁寧に利用していたとしてもどうしても、水しぶきが飛散するものです。洗面化粧台と壁との間に隙間があると、壁を伝わって隙間内に水が浸入してしまうんですね。
でも、隙間は狭いので、水をふき取ることなどできません。ゆえに、その隙間内にカビが発生してしまい、壁クロスの損傷・壁材の腐食を招く要因となってしまうこともあるのです。
ですから、基本的には、コーキング剤によって壁との隙間を埋めておきましょう。
確かに、コーキング剤を施すとコーキング剤に埃や汚れが付着しやすくはなるのですが、壁の損傷と比較して考えるとコーキング剤によって隙間を埋めることのほうが重要視するべき要素となるものと思います。
自分で手軽に施工できるコーキング。
壁との隙間をコーキング剤で埋めることは、案外簡単にできるものです。DIYショップなどで、コーキング剤は手軽に購入できます。(同時にコーキング専用の道具、コーキングガンと呼ばれているものも忘れずに購入することが必要です。)
コーキング剤にもいろいろと種類があり、用途によって使い分ける必要があるのですが、洗面化粧台の隙間を埋めるのには、こちらのボンド シリコンコーク防カビ剤入り ホワイト 330ml が良いかと。「防カビ剤」が入っていることがポイントです。
少しでも末永く、良き状態で住宅を活用していくためには、ちょっとした心がけを積み重ねておくことが大切なんですよね。ぜひ、一度洗面化粧台周りの状態をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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